道 松下幸之助

※ 写真はパナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館にて撮影しました。(2018年11月17日撮影)


自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

この道が果してよいのか悪いのか、
思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、
道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。

松下幸之助


先人の方々からは、たくさん学ぶものがあります。
「この食べ物は、食べても大丈夫か?」と食べてみて、命を落とした先人の方々から学び、私たちは今の食べられるものが伝えられ、毎日、あたり前のようにいただいている。
なぜ、そのようにしないといけなかったのか?

私の机の上は、25年ぐらい前にいただいたものが、デスクマットに挿んであります。


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